防除履歴や栽培履歴って必要?

安心・安全の理想となるのは、消費者が作っている人を知ることで、どんな農家がどんな考えで栽培しているのかを知ることです。具体的には、「ああ、この人が作っているのなら安心だ」と思えるような生産者となることです。

昨年と今年、徳島県内で残留農薬が検出された記事が載っていた。
昨年は「トリフルラリン」が基準値0.05ppmのところ0.085ppm検出され、今年は適用外農薬「プロシミドン」が0.03ppm検出されたと発表される記事でした。共に当該品を毎日何十キロも大量を摂取しても健康には影響はないらしいですが・・・?

そこで産直市運営側などは防除履歴や栽培履歴提出や管理を徹底する指示が出ているようです。
しかし、毎回提出されるべき防除履歴を出荷グループや店舗側でもそれを検分し管理指導が出来るのだろうか・・・出荷期間が長い農産品は出荷のたびに提出や検分も必要でしょうから大変だ。

もしも運悪く出荷品が検査された場合。検出された物質がポジティブリスト制度の対象となる農薬等に該当するか否か、関係法規や社会通念等に照らして判断されることとなります。これを事前にチェックできるのだろうか不安じゃね。

当然、生産者も色々と勉強しなくてはなりません。使用する農薬の説明を熟読し、使用状況の記帳や食品安全GAPの取組、出荷時の分別管理なども重要ですね。生産者も最低限でも自分ために必ず防除履歴や栽培履歴は作成しましょう。

このような取組みにより、仮に残留基準を超える農作物が発見された場合であっても、原因の特定が容易となり、必要最小限の農作物の回収、出荷停止ですむことになります。

東京オリンピックが来年開催で、選手村の食事に使える農産物が基準に国産品が適合できるのかと対応に追われていますね。

農林水産省の認証を受けた「有機栽培の野菜」でも、有機栽培に認められている農薬は使ってもよいので、必ずしも無農薬というわけではありません。そして「無農薬栽培」や「特別栽培」地域によって農薬の回数の基準が異なるため、地域差が出てしまうという曖昧な部分がありますし・・・。

有機のJAS認定を取得していなくても、こだわった農業をしている人もたくさんいます。

By 峰.